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交流

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「アートブリッジ/ケベック美術家交流展」が始まり、
そのオープニング・パーティがありました。

僕は今回の案内状を作ったので、事前にメールで送られてくる資料を見ていたのですが、
ジャンルが様々なこともあるのですが、各々のアートの世界の掘り下げ方が、独自に思えて
似たものが日本にないし、とにかく画像でみても正直よくわからない。
じっさい見てみないとね、と思ってました。

キュレイターのアニーと一緒に、5人のアーティストたち。
いま、はるばるカナダ・ケベックから、来てくれたおかげで、じかに接することができます。
その作品と、その人間と。

着古したTシャツなどの綿素材のパルプから8フィート長の紙を漉き、
その紙の円柱群を立ててできた「紙の森」の中で踊るミシェル。
「森を伐採して紙はつくられる。僕は再生パルプから森をつくるんだ」

カートゥーニストでグラフィック・ノヴェルを描くセドリックは、同時に
彼の絵から抜け出したような、活き活きとした彫刻も制作する。

フランス語をいっぱい書きつけた長い紙がギャラリーの天井から吊るしてある。
ジレは詩人。
「言葉は、風景とおなじで自分の土地と結びついている。世界のどこにいても
僕の心はケベックに戻っていく。例えば僕にとって川という言葉は、
特定の川幅や色の、故郷の川と結びついている。君の川は?」

インスタレーションの作家、クロードは詩を朗誦してくれた。
どうやらそれはアルテュール・ランボーだ。

うすうす感じていたけど「美術家」交流展という枠からかるく、出てるんだ。

日本側の作家のかたは、どないしよう、すごいわ。わし等の作品と、レベルが違うで…
と素直な驚きを。でもこれがいい。ぶつかってこそ、交流。
ギャップがあって、違いがあって。

ふたりから作品集をいただいたので、僕は…何か無かったっけと、バッグの中を探って
たまたまあった仕事の刷り上がりと、ポスターイメージのプリントアウト、
(何か訳のわからない色々を、僕は持ち歩いてる)そんなものを、とにかく見せる。
ちゃんとポートフォリオの簡単なのでも作っておかないとなあ。

アイリッシュ・ミュージックをやる「濁音」が来てくれて
クロードはリールに合わせて踊り出す。ステップの、軽やかなこと!
ミシェルが、何で日本の君らが、ケルト音楽なんだ?、と。
さっそく突っ込んでる。えっと私にとって…
心地良いので…なんて言ってもそりゃ納得してくれない。
いいぞ、いいぞ。そこだ。

とにかく、やって、ぶつからないと、はじまらない。
どんどんぶつかれ!


* * * * *


写真は、もらった作品集と、案内状。

「アートブリッジ/ケベック美術家交流展」は、4/20(水)まで、
堺市・ギャラリーいろはに(ケベック側会場)と、
その近くの奥野晴明堂ホール(日本・アートブリッジ側)で。

ギャラリーいろはに http://www.tcn.zaq.ne.jp/art/irohani/
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by ichirographics | 2011-04-09 18:10 | 展覧会