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NYからの紙筒

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NYはロング・アイランド・シティから届いた、紙の筒。
内容物の欄に小さく、certificate とある。

米・グラフィスから"Poster Annual 2012"金賞受賞の
通知が届いたのは昨年2月のこと
その、賞状が届いたのでした!

いまは米国本社のグラフィスは、スイス発祥の世界的なデザイン誌(雑誌は終刊)。
そのポスター・デザイン年鑑に、僕の手がけた
京懐石・和光菴のポスターが掲載されること、ついで、受賞したことが通知され、
僕はその年鑑の完成を待っていました。

ほぼ1年越しに。これは、とっても、うれしい!
遠いこだまのように届く・・・
有り難味を、年頭にかみしめています。

GRAPHIS POSTER ANNUAL 2012 GOLD AWARD
presented to ICHIRO WATANABE GRAPHICS for Kaiseki Resutaurant Wakouan
と記してある。夢じゃない・・・。

ビジュアルは、グラフィスの、金色のGオブジェ。
さきにいただいた、プラチナのGと一緒に、事務所の壁に掛けよう。
励みに、します。




金賞受賞が決まった昨年2月の記事はここ
ポスターの掲載が決まったときのことはここに
Graphis Design 2011でのことはここに それぞれ書きました。
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by ichirographics | 2013-01-07 21:58 | つながる

--- 指先を

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ピンにお気をつけください ---


こんなん…買ってどないするの? といわれたら答えられない。
古本屋の店先、紙箱にがさっと入ってた旧ソ連のバッヂ。

--- 指をピンにお気をつけください ひとつ100円 3つ200円 ---

寒空の下、選り出すこと10分余。
レーニン、兵士、竣工記念、レーニン、レーニン…
さぐる指先は青っぽい埃がついて、だんだん腰も痛くなってきた。
えらんだのを掌にのせて店に入る。

寒かったでしょう? …おや、こんなのがまだ残ってましたか。
毎日、ひとつずつ買ってくお客さんがいるんですが…あ、こんなのも

しめて9つで600円也。


モチーフは何だか分からないんだけど。
時代の様式というか意思が…さわれる、現物。
こんど、ゆっくり磨こう。

なにか、突き刺さるかもしれない。
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by ichirographics | 2012-01-13 19:25 | 身体感覚

2冊の本

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しばらくバタバタと緊迫が続いて(よくあることですが)余裕なく過ごしていました。
その間に、僕が装丁を担当した本が二冊、ほぼ同時に仕上がって届きました。

一冊は、源氏物語のカクテルブック。

・・・といってもちょっと内容が想像つかないですね。
京都・祇園四条「来洛座」のバーテンダー浅野徹氏が、
「源氏物語」五十四帖、そして主要登場人物のイメージを
オリジナルカクテルに作り上げました。

「ささは よもやま ゑひもせす
     ― 京都・祇園のバ-テンダ-がつくる、源氏物語カクテル」
浅野徹[著]/ たる出版

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それぞれのカクテルにはレシピ、カクテル言葉、プラス
物語を現代語に、それも著者独特の「砕けた」文体に訳した「ちょっとあらすじ」がつきます。
美しいカクテル写真は楠本夏彦氏の撮影。
そして、黒をベースにデザインしたこの本全体を包み込む着物は
上大迫博画伯が、このカバーのために制作した一枚物の絵。
(上大迫さんの個展に二月、伺ったときのことはここに書きました。)

源氏、祇園のバー… と、とても京都らしい
ジャンルをまたがった本が、きれいに出来ました。

・ ・ ・ ・ ・

もう一冊は法律の本。

「実務 刑事弁護と証拠法」
庭山英雄・荒木和男・合田勝義 [編著]/ 青林書院

…刑事事件に精通した執筆陣が、豊富な実地経験を基に、
裁判員制度における有効な弁護活動の方策について、
証拠調べを中心に分かりやすく解説する。効果的刑事弁護の実践指南書!

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…専門書です。

ビジュアルの核は、時間=時計、ターゲット…はひょっとして
容易にわかってもらえるものだろうか?
書名から連想されるコモン・イメージ(ダーティ・ハリーから部長刑事まで)も
手がかりにデザイン、
担当編集の方からは「引きしまった感じで,とても良い仕上がりになった」
とのメール、うれしいです。

ブログに書くのがすこし、遅れましたが(よくあることですが)
二冊。まだまだ、生まれたばかりの本です。
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by ichirographics | 2011-06-17 19:56 |

nature/culture in 日本タイポグラフィ年鑑

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僕の nature/culture テーマのグラフィックアート作品が
日本タイポグラフィ協会の「日本タイポグラフィ年鑑2011」に入選、
その年鑑が事務所に届いた。
「研究・実験」カテゴリーに、nature/culture の3点が掲載されている。

隔年刊行で始まって通算32冊目、
日本の優れたタイポグラフィの歴史の記録というこの年鑑に
僕の作品が載っているのをみるのはまず、やっぱり驚き。

巻頭に「手が止まったらデザインは死ぬ」という言葉が引用されてあり、
日々、気をゆるめることはできないな、とあらためて思う。

今年の年鑑は、明るく、かわいいと言ってもいい印象の造本で
でもしっかり、時代の手ざわりをかんじる、
しなやかでタフなタイポグラフィーの仕事を堪能することができる。

「2010年のタイポグラフィの精華」(編集長のことば)としての本書。
そういう一冊に掲載されることをかみしめよう。とともに、
何よりも本。読みつくそう。
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by ichirographics | 2011-05-10 21:11 |

絆プロジェクトに参加

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震災からの復興を、デザイナーなりに応援したい。

全国のグラフィックデザイナーのネットワークの有志から、
日本の復興に向けてメッセージムービーをつくろうという声があがりました。
僕は声に応えて、メッセージ作品を制作、プロジェクトに参加しました。

きょう、東日本大震災 復興応援 絆プロジェクト 公式サイト
『KIZUNA-JAPAN』公開です。
http://www.kizuna-japan.com/

安全な場所にいて、デザインに、はたして何ができるというのか。
考えました。正解は、ないのかもしれない。
気持ちをつきつめて、一枚にこめました。
ただ、心を、生を、つなげることに役立つ手立てになれば。と願います。

各人それぞれが思いをつきつめてつくったメッセージが、
ひとつにつながったムービーです。
沢山のひとに、見ていただきたいです。
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by ichirographics | 2011-04-11 11:20 | つながる

蛇腹の子供たち

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ジャバラをつかって空気を送り、リードを震わせて音を出す。
ひとの呼吸にとてもちかい、息づかいの楽器。
右手がボタン、左手もボタンの
クロマチック・アコーディオンの演奏者があつまる
レ ゾンフォン デュ スフレ
(スフレの、アンファン=蛇腹の、子供たち)がきのう、行われました。

クロマチック・アコーディオニストかとうかなこ門下生の発表会です。
小学5年生から、上は…60代中盤?まで、30名の生徒たちが
友人や家族の前で、日頃の練習の成果を披露します。

今回で5回目、緊張の発表会は、いつも、どきどき。
ステージ上の緊張が、見ているほうにも伝わります。

ぼくも生徒なのですが、今回は出演はなし。
初めてのことなのですが。レッスンには行けてないので。
だけど、僕にとって特別な場。
裏方として、舞台袖から仲間の演奏を見届けました。

音色も、息づかいも、人によって本当にさまざま。
一生懸命な姿が、ほんとうにすてきでした。
この日に向けて練習してきて、それぞれ持てる力の全部を、出し尽くして
ステージから戻ってくる生徒さんの
へとへとのあとの、だけどやり切った満足の笑顔が、すてきでした。
その場にいて、よかった。

みんな、よくがんばった。お疲れさま!


* * * * *

写真は、デザインしたチラシと、参加品のバッチ。
頑張った人の、しるしです。
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by ichirographics | 2011-03-07 18:53 | つながる

使わなかったアンテナが

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気持ちをかたちに、
感謝をかたちに、というふうにいうけれど

これがそうか… えっこういうのも
と思いながらみてました。

(社)日本パッケージデザイン協会創立50周年記念
「祝いのカタチ展」

モノで、あるいはモノをつつむことであらわす祝意。

平面だけのデザインとちがって、
ひとつひとつ、発想が形になっているのを目の当たりにすると
頭のふだん使わないアンテナがビンビンする。

気持ちを伝える相手がすぐそこに、いるんですね。
立体的におっ!と思ってもらいたい、という気持ちが
僕もつくり手なので、来ました。

気持ちをつなぐのに、即物的なものは強い。
これらの形をつきつめていくと…?、どうなるんだろう
象徴、ということも考えました。

ふつう、気持ちをかたちに、
感謝をかたちに、というふうにいうけれど

…と冒頭に戻りますが

そう言いながら、それは形あるモノじゃなかったり
誠意です。とか、うやむやになることが、なんだかあるけど
概念的なものでなく、
カタチがぼんっ!と、あるいはちょこん、と現前するのは気持ちいい。
好みとしては、ひそかにある、というのがいいな と思ってたら
南瓜がボンッ!とあって驚いたり。

こうやってモノをみると、僕らデザイナーの
媒介者としての在り方がよく見えてきます。

何を媒介するか、というと気持ちであったりする。

勉強になった、と思って会場のNHKを出ると、前庭が広くて
すっかり空が、雲に覆われていた。
切羽つまる感じが、なんかする師走の空。
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by ichirographics | 2010-12-14 17:22 | 伝える

GRAPHIS プラチナ賞受賞

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スイス発祥のデザイン誌グラフィス(現在は米国NY本社。雑誌は終刊)の
GRAPHIS DESIGN ANNUAL 2011 に作品が掲載され、
されただけでなくPlatinum Awardをいただきました。 
Graphisサイトでみた時は目を疑って、二度見、、かなりのびっくりでした。
その証書が米国から送られてきて、これでリアルなことがわかりました。

出品したのはJAGDA大阪 Another Japan ポスター展で制作したポスター。
思いがけず陽の目をみましたが、ストレートにうれしいです。

じつは今年はじめに、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレに応募した
オリジナルポスターが入選して、今年2つめ。というかデザイン人生で2つめです。

今まで正直、目の前の仕事をこなすのが精一杯で、コンペに出す事などもなく
出品するという発想自体がなかったのが、仕事をとりまく環境が激変してきて
いま、自分が何をする者である、と言わないことにはわからない。
そんな状況になってきたと感じて、思ったのは、やりたいことを言おう。
色々やって良いんじゃないかな…
そんなふうに考えが、ごく最近、変わってきた中での制作・出品です。

そんな過程で、一から自分のデザインを見つめ直したら
30年くらいぐるっとまわって、初心みたいなのが出てきました。

作ったポスターはこちら、Graphisサイトに掲載されています。赤いお椀です。
http://www.graphis.com/latest/winners/annuals/design/?book=53

日本文化の単一性、と思われているその背景には、他文化の多様性がある
…という発想を、フタを開ければアジアの香りがたちのぼってくるイメージで
表現したものです。じつはつながっているんだ、と。

デザインは視覚言語、世界共通と言われた時代もありましたが、
生活条件や習慣など背景、歴史、宗教…は世界のリージョンによってさまざま。
こちらが込めたものがどう、伝わるんだろう、という思いはいつもあります。

つたわったかな。と少し、思いました。


ワルシャワのポスターはここに書きました。音楽のブログです。よかったらみてください。
http://ameblo.jp/ichiro672/entry-10553607057.html
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by ichirographics | 2010-07-29 14:01 | 伝える

新しい名刺

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約5×9cmの小さな紙片。
初めてのひとに面と向かって手渡す紙であるだけに、
無機質な「情報」だけでない、感覚を、伝えたい気持ちをこめます。
小さなスペースであるだけに、その制作には、
意外に思われるかもしれませんが、総動員級のデザイン力を要します。
そこに凝縮されるのは来し方、世界観、これからの指向…。

久しぶりに、名刺を新しくしました。
いままで使っていたのが切れるのを機に、内容を見直し、改良も加え
結果、このビルに来た当初つくったものに近いようなシンプルなデザインに。
これからのいろんな出会いを楽しみに、心機一転、頑張れます。

はじめまして。
ブログ "ICHIRO'S GRAPHIC DAYS" 最初の記事です。
デザインのこと、日々思ったことなど、
また、事務所ホームページの "walk" コーナーを引き継いで、
歩いて見たことなど いろいろ、ぼちぼちと書いていこうと思います。
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by ichirographics | 2010-07-12 15:20 | 伝える