クリエイターEXPO、参加してきました!

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7/3(水)~5(金)、参加していたクリエイターEXPO東京が終了しました。
僕にとっては前日の設営に東京入りして
会期終了の翌日までのほぼ一週間、
このために堀江の事務所を空けたことになりますが
久しぶりに東京の空気を吸うのは良いもんでした。

東京ブックフェアを主体に電子出版EXPO、プロダクションEXPOなどと
同時開催されていたクリエイターEXPO東京の、
沢山のブースの中から僕のブースを選んで、
あるいはたまたま、お越しになった沢山の皆様、
本当にありがとうございました!心から感謝いたします。

見ず知らずの、多数のお客さんを前にして
いったいどんなことができるのか、どういうことになるのか
さっぱり予測がつかず不安もありましたが、
ふだんのままの考えに沿ったプレゼンテーションを展開し
exposeの文字どおり自分を曝すことで得られる反応から
自分の可能性を(まだ、いけそう!)感じることができたのは
いいことでした。

そして三日間、ともに過ごした近くのブースのデザイナーの方々。
僕ひとりでなくみんなと一緒にこのどきどきを乗り切ることができた、
という実感がありました。
みなさんそれぞれの分野において、驚くほどすばらしい仕事をされていて
本当にすぐれたデザイナーで、でも本当に気さくな、
息子への東京土産(笑)を一緒に考えてくれたり、いい方ばかりで
僕はもう、勝手に仲間、と呼ばせてもらいます(笑)。

最終日6時、蛍の光が流れて、思わずお疲れさん!と声をかけあうと
あちこちから拍手もきこえます。
早く片づけ終わったひとから別れを言い、握手をかわします。
パネルを剥ぎ取り、展示した作品資料をもとどおり梱包するのは
予測通り時間のかかることで、気がつけばブースのブロックは僕ひとり。
一番乗りして、去るのは最後、
...the first to come and the last to leave...
という、ジャクソン・ブラウンの昔の歌の文句みたいだな、と思いながら
がらんとしてゆく会場で荷物と格闘していました。

空調は切れて、解体チームの、イスをたたむ音、カートを転がす音や
ときおり怒号が飛び交う中、汗は止まらず、
でも、三日間で出会った人たちの顔が、目が、次から次へと浮かび
手応えの充実感が、疲労したからだにしみわたります。

そこへ段ボール箱をふたつ、かかえたひとが
あっ、まだおられたんですね!
彼女は僕のブースのちょうど裏側で、おなじ壁面を背に頑張っていた
北海道から参加のイラストレイター。
楽しかったね、とうなづきあい、どんな感触だった?ときくと
「どうしよう、きいた話がみんな動くと、えらいことになる!」
「僕も!」
さあどうなるでしょうか。それはこれからのこと。

翌日。
一日多く開催される国際ブックフェア最終日をゆっくり見ようと
こんどは客として、東京ビッグサイトを訪れました。
業者だけでなく一般客が入場できる二日目、土曜日とあって
ブックフェアはさすがに混雑していました。
僕はクリエイターEXPOの会期中はちゃんと見ることのできなかった
ことしのブックフェアのテーマ・日韓交流の展示を見て回りました。
ハングル文字の美しい出版物をひとつひとつ、手にとって見ます。
韓国の出版文化の最良の部分なんだろうなあ、と感じたり
とにかく近いのに、ほとんど知らない本の世界。

あるブースの、一連の本、写真を主体にした本の姿にひかれました。
お粥だったり、ガーデニングだったり、テーマごとに一冊の
たぶんシリーズのそれぞれが素敵で、とりわけ
ナムル料理の本に、写真に、レイアウトに、目を奪われます。
あんまり素敵で、美しい本ですね。とそこにおられた方に声をかけると
ありがとうございます。と、話をするうちに、彼女自身が、その本の
ブックデザインを手掛けた本人であることがわかります。
JIGYUNGというその出版社で、彼女は日本語を話せるという理由で
営業職でないのに出張することになったと。
一冊一冊、内容と、作ったときの話を聞かせてくれます。
まだ若い彼女は、日本語のデザインを勉強して、
将来は日本でも仕事をしたいとのこと。
日本に来て、デザインの現場の人と話せたのは初めてです、と
喜ばれると、ぜんぜん日本の現場を代表するわけでないけど、
なんだか僕もうれしくて、彼女に、
昨日まで、そこに、たくさん素敵なデザイン仲間がいたんですよ。
と言ったのでした。

素敵な出会いがまた、ひとつ。
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by ichirographics | 2013-07-08 02:15 | つながる

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