本の紙のおもてと向こうがわと

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休日の電車。

もぞもぞ、肘をぶつけられ

揺れながら化粧する女と

イヤホンから洩れ突きささるスネアの傍らで

読書すること



鳥の子色の紙の上とうらがわと

うつったことばの柔らかいこと。



*

大岡信詩集「水府 みえないまち」
(1981年 思潮社 / 装幀・吉岡実) を読みながら
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by ichirographics | 2011-01-10 14:09 |

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